フランス農民連盟(Confederation Paysanne)の代表を務める農民で、効率と利益ばかりを優先する食・農・経済の新自由主義的なグローバル化に異をとなえ、まともな食と農、まともな暮らしを守るため、さまざまな活動をしてきた。そんな彼を一躍有名にしたのは…… 〈マクドナルド解体事件〉 だがこれは、彼の活躍のほんの一面に過ぎない。 若い頃、ラルザック高原の軍用地拡張に抵抗して、軍が買収済みの農地に入り有機農業を始めたボベ。良心的兵役拒否、遺伝子組み換え作物に対抗した有機農法の実践、最近ではパレスティナ議長府で人間の盾となって話題を集めた。いまや、ボベの活動はあらゆる方面に及び、国境を越えて活躍している…… いったい何が彼をそうさせるのか? 先進国と多国籍巨大企業が牛耳る弱肉強食のグローバリゼーションを向こうにまわして、「もう一つの世界」「もう一つの未来」を目指しつづけるボベと、京都で大いに語ろう! |
「遺伝子組換え作物…危機に瀕する地球」 |
『地球は売り物じゃない!―ジャンクフードと闘う農民たち』
(Amazon.co.jp, bk1 〜 書評つき!)
ジョゼ・ボベ&フランソワ・デュフール
紀伊国屋書店 46版264ページ・定価2200円+税
「マクドナルド解体事件」の真相とは? グローバル化の中で中小農民が生き残る道は?そして都市住民との連帯も視野に入れた「農的農業」とは?
『ジョゼ・ボヴェ: あるフランス農民の反逆』
(Amazon.co.jp, bk1)
ジョゼ・ボヴェ、ポール・アリエス、クリスチアン・テラス(聞き手)
柘植書房新社 (定価1,700+税)
ボヴェの活動家としての半生を、それを支える思想とともに、自らが語り尽くす。
ボベ、激動の足跡 |
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1953年 |
ボベ、ボルドー市のタランスという町に生まれる |
1987年 |
農民連盟結成 |