吹く風、空の雲に秋の訪いを感じるこの頃、皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。 さて、私たち「ジョゼ・ボベ トークライブ in Kyoto 実行委員会」は、フランス農民連盟代表ジョゼ・ボベ氏の来日決定をうけて、京都でのボベ氏歓迎イベントを成功させるべく、attac京都・ジュビリー関西などのNGOや関心を持つ個人が集まって結成されました。 ボベ氏は長年にわたり食と農、平和と人々の暮らしを巡って多方面にわたって活躍してきたフランス ラルザック地方の牧羊農民で、1999年のいわゆる「マクドナルド解体事件」で有罪判決を受け、先頃未決勾留の残余分を模範囚として服役、釈放されました。ボベ氏はATTAC Japanの招聘に応えて10月22日に来日、11月1日まで各地を回る中で、10月29日には京都に来ていただくことになっています。 当日は昼前に大阪から京都に到着後、観光、京都のスローフード関係者との交流なども予定しており、18:30からは左京区鹿ヶ谷の法然院にて「もう一つの世界は可能だ!〜ジョゼ・ボベ トークライブ in Kyoto〜」と題して京都精華大学の主催で交流・歓迎イベントを開催することになっています。「ジョゼ・ボベ トークライブ in Kyoto 実行委員会」では、現在1〜2週間に一度のミーティングとメーリングリストによる議論を通して準備を進めております。 つきましては、団体、個人を問わず、実行委員会への参加、協力を呼びかけます。企画・進行に関わるスタッフ、法然院までの案内要員、チラシ配り、ポスター貼りなどの人手も必要ですし、チラシやポスターをおいて下さる店舗なども探しております。イラストが描ける、声が大きい、当日クルマを回せる、足腰が丈夫、気配り満点、など、どんな些細な特技も大歓迎です。この「ご案内とお願い」やイベントのチラシをコピーしてお知り合いの方に配って下さるだけでも、大変ありがたく思います。ぜひ、無理のない形で、出来ることをやって一緒に盛り上げていきましょう。 2002年9月 |
【ジョゼ・ボベさん来日日程(日程変更)】
詳細はこちら ボベ氏を招聘したATTAC Japanとは
ATTAC(「市民を支援するために金融取引への課税を求めるアソシエーション」の略称)は、投機的金融取引による通貨危機などの経済的混乱と、企業利益最優先の市場万能主義的なグローバル化に異議を唱え、「もう一つの未来」を求めて世界的に活動を拡げています。フランスではすでに会員は三万人を超えています。 ジュビリー関西ネットワークとはジュビリー関西ネットワークとは、2000年末までに途上国が抱える不当な借金を帳消しにしようというジュビリー2000運動を引き継いでいるNGOです。2000年末、世紀の変わり目にこの債務問題の部分的解決はなされましたが、未だに先進国と途上国の歪んだ関係は改善されず、日本ではODAが野放図に使われている状況です。 京都精華大学記念講演会について京都精華大学は、人文学部社会メディア学科・文化表現学科開設記念講演会の一環として、「もう一つの世界は可能だ!〜ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto」を、ジョゼ・ボベ・トークライブ in Kyoto 実行委員会の協力を得て主催することになりました。(他の講演会の詳細はhttp://www.kyoto-seika.ac.jp/をご覧下さい。) |
次回日程は、メールでお問い合わせいただくか、トークライブHPをご覧下さい。
場所: ほんやら洞(上京区今出川通寺町西入る Tel:075-222-1574)
市バス河原町今出川→すぐ