2009年9月15日
【9・19/ATTAC京都9月例会】クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線』を読む
【9・19/ATTAC京都9月例会】クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線』を読む
(転送・転載歓迎)
来年3月に予定されている「おおさか社会フォーラム」の前段企画として、11月に大阪でプレフォーラムが行われますが、その際に来日する反グローバリズムの社会活動家であるクリストフ・アギトン氏の最新刊の読書会を行います。原著は、新自由主義全盛期のブッシュ・小泉政権時代に出版されたものですが、新自由主義破綻後のオバマ政権・鳩山政権下での社会運動の新しい展望についても討議できればと思います。
また特別報告として、今年、イタリアで開催されたラクイラ・サミット参加者からの映像を交えた現地社会運動の報告も行います。
おおさか社会フォーラム公式ブログ
http://osaka.socialforum.jp/
■■■ATTAC京都9月例会のお知らせ■■■
クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーショ
ンに対して立ち上がる市民たち』を読む
●日時:2009年9月19日(土)午後5時30分 - 8時
場所:バザール・カフェ(同志社大学今出川キャンパス西側、地下鉄烏丸線「今
出川」駅4番出口 徒歩1分)
http://www.oideyasu-kyoto.com/01gourmet-01/002-bazaarcafe.html
●内容:
フランス社会運動を代表する担い手でATTAC創設メンバーの一人でもあるクリストフ・アギトンの最新邦訳『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』(現代企画室、2009年5月)の内容について報告・論議します
●テキスト:
クリストフ・アギトン【著】/増田一夫,稲葉奈々子【訳】
『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』
現代企画室(2009/05/01 出版)価格: ¥2,625 (税込)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/477380906X.html
(内容)
ワシントンDCからフィレンツェまで
第1部 新世界秩序(グローバリゼーションの諸段階
;湾岸戦争以降の世界の再編
;資本のグローバリゼーション、グローバル革命)
第2部 社会運動のグローバリゼーション
(世界の新しい状況における社会運動
;異議申し立て運動が共通して直面する問題
;変化しつつあるアクター
:労働組合 ほか)
結論
(著者紹介)
アギトン,クリストフ[アギトン,クリストフ][Aguiton, Christophe]
1953年生まれ。1989年にフランス・テレコムに就職、CFDT(フランス民主主義労働同盟)に加入、同年末に除名ののち、新しい労組SUD(連帯・統一・民主主義)を創設。93年に失業者運動のAC!、96年に「失業に反対するヨーロッパ行進」、98年にATTAC創設に加わる。世界社会フォーラムなど近年の国境を超える社会運動の担い手の一人
*テキストを読んでいなくても参加できます
●特別報告:ラクイラ・サミット参加報告
「ジェノヴァ以後 日伊比較から」
報告者:濱西栄司さん(京大・院)
(映像を交えながら、ラクイラ・サミットに対するイタリア社会運動の報告など行います)
参加費:300円(会場費・資料代など)
*会場は貸切です。カフェは営業時間外ですので、飲み物・食べ物の持ち込みは自由です。
*誰でも自由に参加できます
主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
http://kattac.talktank.net/blog/
E-mailアドレス
kyoto@attac.jp
////(参考記事)
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クリストフ・アギトン『「もうひとつの世界」への最前線:グローバリゼーションに対して立ち上がる市民たち』増田一夫・稲葉奈々子訳、2009年、現代企画室 通常価格(税込) : ¥2,625
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(内容紹介)
著者は、1953年生まれのフランス人で、従来のナショナルセンターとは異なり、現場重視で柔軟な組織運営をするフランスの新しいタイプの労働組合SUDの創設メンバーのひとりです。93年には失業者運動を創設、96年には、EUを政治的にも統一することをめざしたアムステルダム条約が、大企業を優遇し社会条項を欠いている点に反対する「失業とプレカリティに反対するヨーロッパ行進」を企画・実施、EU首脳が集まるアムステルダムで2万人がデモを行い、98年にはATTAC(フランスの反グローバリズム運動)創設に加わり、世界社会フォーラムなど近年の国境を越える社会運動の担い手のひとりです。 日本にも3度来日しており、野宿者の運動や日本のATTACやPARCの運動と交流してきました。
原著が発行されたのは2001年(2003年改定増補)で、本書の半分は、1999年のシアトルにはじまる反グローバリズム運動の欧米での盛り上がりとその背景を、著者みずからの経験のなかから伝えています。また、著者がもともと労働運動からはじまって、さまざまな運動を展開するに至った理論的考察が残りの半分の内容となっています。
(以上、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター・ブログより)
http://www.keiho-u.ac.jp/mt/capp/2009/07/post-2.html
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