2007年5月2日水曜日

アジア開発銀行総会 市民フォーラム

★ゴールデンウィークは
「ADB京都総会・市民フォーラム」へ!

(ご案内 転送・転載歓迎)
***************
ADB京都総会・市民フォーラム People’s Forum on ADB in Kyoto
2007年5月5日(土)・6日(日) 於:同志社大学今出川キャンパス
***************

 2007年5月4日〜7日、アジア開発銀行(ADB)の第40回記念総会が京都で開催されます。総会にあわせて、国内外から50以上のNGOが ADBに問題提起を行うためら来京します。これを受けて日本の市民/NGOが集い「ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員会」を結成しまし た。
 総会開催期間中の5月5日・6日、「市民フォーラム」として実行委員会主催でシンポジウムを開催します。また、各国から市民/NGOが主催でワーク ショップが開催されます。貧困・格差、環境破壊、債務問題、平和について、グローバル化の中で、何ができるのかを考え、議論する機会です。みなさま是非ご 参加ください。

■シンポジウム「どうおしやす?アジア開発銀行」
・日時:5月5日(土)13:00〜17:00
・場所:同志社大学今出川キャンパス至誠館
 アクセスマップ:
  http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
 キャンパスマップ:
  http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
・内容: ADBと日本との関係、「貧困撲滅のため」とされたADBが融資した開発プロジェクトが実際は貧富の格差を広げている事例や、地域社会や環境に悪影響を与 えている実態について、アジア各地からのNGO関係者が講演を行った後、質疑応答・ディスカッションを行います。日英逐次通訳あり。詳細は下記ホームペー ジをご覧下さい。
・参加費:500円 (事前申し込み不要)

■ワークショップ
・日時:5月6日(日)9:30〜18:30
・場所:同志社大学今出川キャンパス至誠館
・内容:国内外のNGOが共同で下記のようなワークショップを開催します。参加費・資料代は各ワークショップにより異なります。

5/6 9:30〜12:00
「ADB、気候変動問題の対策促進」
「WTO/FTA下のアジアの経済と人びとの暮らし−農業・農村を中心に−」
「グローバル化と格差社会−日本における野宿者排除との闘いと国際的連携」
「貧困なき世界とグローバル・ジャスティスを目指して−
  途上国債務と国際通貨取引税、パブリック・ファイナンスを考える」

5/6 13:00〜15:30
「日本の廃棄物輸出政策3Rイニシアティブと経済連携協定」
「9条とアジアの平和」
「ADBと自然資源管理」
「アジアの国々における水道民営化とADBの関与−
    水道民営化のオルタナティブの可能性を探る」
「ADBはいらない−「有識者レポート」の「ニュー・パラダイム」を批判する」

5/6 16:00〜18:30
「先住民族と開発」
「ADB:人々よりも利益を優先‐電力の民営化とアジアでのたたかい」
「ツナミ被害の後にADB被害がやってきた?
   国際援助機関が被災者の生活に与えた影響」

5/5 10:00〜12:00
「アジア・ドキュメンタリー映画上映会」

5/5 17:30〜18:30
「開発と女性:女性のエンパワーメントのために」

5/4 13:00〜17:00 ※会場が異なります(ハートピア京都)
「通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを」

【ADB京都総会・市民フォーラムホームページ】

【ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員構成団体】
 (特活)関西NGO協議会 http://park15.wakwak.com/~knc/
 (特活)AMネット http://www1m.mesh.ne.jp/~apec-ngo/
  ATTACジャパン・ネットワーク http://www.jca.apc.org/attac-jp/
  国際公務労連(PSI)加盟組合日本協議会 http://www.psi-jc.jp/
 (特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES) http://www.jacses.org/

【ADB京都総会に向けたNGOネットワーク実行委員会連絡先】
特定非営利活動法人 関西NGO協議会 宮下和佳
 〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-30
 TEL:06-6377-5144  E-mail:knc@ak.wakwak.com

ラベル: , , , ,


5・4 シンポジウムin京都 通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを

5・4 シンポジウムin京都

For Asian Network to Fight Against Currency Speculation & Financial Deregulation

通貨投機・金融自由化に対抗するアジアのネットワークを

アジア開発銀行(ADB)はいらない! 市民参加の国際通貨取引税の導入を

 5月4−7日、京都でアジア開発銀行(ADB)第40回総会が開催されます。ADBが融資するプロジェクトは多くの場合、住民の立ち退きや環境破壊を伴い、また、水や電力の民営化等を通じて公共サービスを解体しようとしています。
 私たちは、世界銀行やADBなどの多国間開発銀行(MDB)が、「貧困解消」や「開発支援」を名目に、「南」の貧しい国々に自分たちのルールを押し付 け、貧困を一層拡大していることに反対してきました。アジアと日本の将来を、巨大企業や金融機関が進める自由化・規制緩和に委ねるのでなく、市民参加の下 で公正なルールを作るための一歩として、私たちは国際通貨取引税の導入を提唱してきました。

 通貨投機に課税し、税収を世界の貧困解消と環境保全のための基金に

 ヨーロッパを中心に、国際通貨取引税(最初に提唱した経済学者の名前にちなんで「トービン税」とも呼ばれています)が注目されています。通貨の投 機に課税し、税収を世界の貧困下に置かれている人々の福祉のため、また私たちの環境の保全のために使おうというアイデアです。政府や国際通貨機関に任せる のでなく、人々がNGOや代議機関を通じて、この過程に参加することが、この構想の重要な点です。アジアの多くの人々は1990年代後半に、通貨投機によ る災難を経験してきました。アジアでも国際通貨取引税導入のための議論を開始し、ネットワークを作っていくことを私たちは提案します。

ATTACフィランドの仲間を迎えて

 私たちは、ADB京都総会に対抗して5月5−6日に京都・同志社大学で開催される「ADB市民フォーラム」の一環として、ATTACフィンランド から2人の仲間を迎えてシンポジウムを開催します。この機会に、日本でも国際通貨取引税の考え方とその可能性について、関心を高めていきたいと考えていま す。

5月4日(金)午後1−5時
 ハートピア京都(地下鉄丸太町)

☆国際通貨税の現実性・実現のための課題と展望:ヘイキ・パトマキさん
  [ヘルシンキ大教授(政治学)、「通貨取引税条約草案(2002年)の起草者]
☆貧困・債務と私たちの責任:カタリーナ・パトマキさん
  [グローバル民主化のためのネットワーク研究所理事、「ワールド・パブリック・ファイナンス」を提唱]
☆金融投機とアジア通貨危機:アジアのNGO団体から[交渉中]
☆環境税、通貨取引税、国際連帯税の考え方:諸富 徹(京都大学大学院経済学研究科助教授)
☆パネルディスカッション

主催:国際通貨取引税全国ネットワーク
連絡先:ATTAC関西グループ(06−6474−1167 喜多幡)

ラベル: , , ,


2006年12月4日月曜日

【お知らせ】ATTAC全国ネットワーク主催 諸富徹さん講演会「グローバル課税の考え方と現実性: 環境税の経験から」

********************************
ATTAC全国ネットワーク主催
諸富徹さん講演会
「グローバル課税の考え方と現実性
        環境税の経験から」

********************************

いま、世界では、国境を越えた投機マネーが経済を破壊し人々の生活を破壊する事態 が引き起こされています。
この投機的な通貨取引を抑制し、同時に貧困や環境破壊などグローバルな課題に取組 むための財源確保の手段として、国際通貨取引税(トービン税)の提案が注目を集め ています。ヨーロッパやラテンアメリカのNGOを中心に運動が盛り上がってきてお り、カナダやフランス、ベルギーなどの議会では、すでに導入すべきとの決議もあ がっています。

しかし、トービン税は非現実的な夢物語だという見方がまだまだ根強いのも事実で す。そもそもグローバルな課税という考え方に現実性はあるのでしょうか? 今回の 企画では、環境税の問題に取り組んでこられた諸富徹さん(京都大学大学院経済学研 究科)に、「グローバル課税の考え方と現実性ムム環境税の経験から」と題してお話 していただきます。環境税も最初に提唱されてから現実に導入され始めるまで80年あ まりを要しています。環境税の経験を振り返ることは通貨取引税導入の展望と課題を 考える上で非常に示唆に富むものと思われます。

○と き 12月10日(日)
      13:30開場、14:00開会(16:30終了予定)
○ところ 京都大学文学部新館第1講義室
(京阪「出町柳」駅下車東へ徒歩5分、市バス「百万遍」「京大正門前」下車)

○資料代:300円
○講 師:諸富徹さん(京都大学大学院経済学研究科)
関連する論文に「金融のグローバル化とトービン税」(『現代思想』2002年12月号)がありま す。


※ATTACの会員でなくても参加できます。お気軽にお越しください。

主催: 
ATTAC全国ネットワーク
連絡先:
ATTAC京都 http://kattac.talktank.net/
kyoto@attac.jp

ラベル: , , , ,


2006年11月30日木曜日

【お知らせ】世界社会フォーラム学習会 - WSFナイロビ開催に向けて

世界社会フォーラム学習会 - WSFナイロビ開催に向けて

 世界社会フォーラム(WSF)は、来年2007年1月のケニア・ナイロビ開催において第7回目を迎えることになりました。2001年初めてブラジル・ポルトアレグレで開催されたWSFは、その後、象徴的な場所としてインド・ムンバイ、マリ・バマコ、パキスタン・カラチ、ベネズエラ・カラカスにおいて開催され、いずれも世界各地から2万〜15万人もの人々が参加してきました。WSFに人が集まるのは、大企業や金持ちだけが優先される自由競争、市場原理主義を掲げる新自由主義に対して、WSFがそれによらないもうひとつの世界を追求する場(Another World is Possible)として設定されているからでもあります。

 2007年WSFケニア・ナイロビは従来のWSF以上に象徴的なものとして開催されます。
 今日アフリカが天然資源の供給地として再植民地化されようとしている中で、内戦が終結した後のアンゴラでは石油開発が急激に進む一方で、極端な貧富の格差が広がっています。またナイロビにあるアフリカ最大のスラム、キベラでは、毎日数多くの子供たちが飢えではなく、飲料に足る水が入手できないことや感染症によって死亡しています。またスーダン・ダルフールの紛争は隣国チャドにまで拡大し悪化の一途にあり、さらに、ブルキナファソでは農産品の市場価格が暴落して、生産を放棄する農民が増えています。また今年マリ・バマコで開催されたWSFでは、「バンドン会議50年」が高々と掲げられ、一方では、西サハラ問題をめぐってWSF参加者の間で対立があったことも伝えられています。私たちは、アフリカでは一体何が起きているのか、なぜ起きているのかについて、事実をしっかりと理解して考えなければなりません。
 
 以上を考えながら、このたびWSF2007ナイロビ開催にあたり、以下の通り、WSF学習会を行います。アフリカ問題に長く関わっておられる勝俣さん、大津さん、茂住さんから問題提起をしていただいた後に、アフリカが提起する問題について考えたいと思います。WSFに参加される方、またWSFやアフリカに関心のある方など、ぜひご参加ください。

日時: 12月2日(土)15:30〜19:00
場所: 明治学院大学白金校舎10F、国際会議場
主催: 明治学院大学国際平和研究所http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
(三田線・南北線 白金台駅/白金高輪駅徒歩10分、浅草線 高輪台駅徒歩10分)
共催:ATTAC(市民のために金融取引に課税を求めるためのアソシエーション)ジャパン
   WSF日本連絡会
--内  容--
はじめに: WSFビデオ上映
1. 問題提起
 勝俣 誠(明治学院大学教授/国際平和研究所所長)「最近のアフリカ政治経済情勢について」
 大津祐嗣(東アフリカ地域研究者)「ケニアの社会問題」
 茂住 衛(アフリカ日本協議会会員)「WSFをアフリカで開催することの意味とは」
2. Q&A
3. 意見交換

 *どなたでも参加できます。事前の申し込みは不要です。
 *入場無料。希望者の方には資料を実費(500円)でお渡しします。
 *問合せ:ATTACジャパン
  〒113-0001東京都文京区白山1-31-9小林ビル3F
  e-mail:attac-jp@jca.apc.org

ラベル: , , , ,


2006年1月10日火曜日

WTO(世界貿易機関)反対でアジアの運動がつながった! 12月香港行動・報告会

WTO(世界貿易機関)反対でアジアの運動がつながった!
12月香港行動・報告会


2005・12・13~18、香港で数万人が「抗議世貿」、日本からも多数の参加

 昨年12月13~18日に香港で、WTO第6回閣僚会議が開かれました。
 WTOが主導する新自由主義的グローバリゼーションによって生活を奪われてきた人々や、多国籍企業のための不公正な国際的ルールに憤る多くの人々が「香港WTO反対民衆連合(HKPA)」の呼びかけに応えて香港に集まり、「抗議世貿」の声が閣僚会議の会場を包囲しました。日本からも多くの団体が代表を派遣しました。

警察の弾圧、1000余人を無差別逮捕、14人を起訴

 香港でも労働組合や外国人労働者を中心に数万人が行動に参加し、多くの人々がWTO反対の行動に共感を示しました。この運動の広がりに対して、中国・香港政府当局は威信にかけて厳重な規制と抑圧を行いました。その頂点として、12月17日夜から18日朝にかけて、平和的な抗議行動を続けていた人々を無差別逮捕し、そのうち14人を起訴しました。その中には日本から参加していたNさんも含まれます。その場にいただけで逮捕されるという全く無茶苦茶な弾圧に対して、香港、韓国をはじめ全世界から中国・香港政府当局に対する批判が高まっています。

4月続開会議での合意を阻止しよう

 12月閣僚会議では、農産物や工業製品の市場開放をめぐる各国間の利害調整ができず、4月に再度交渉が行われることになりました。これに対応して日本でも、経団連やメディアを通じて「農業改革の推進」、すなわちWTO交渉促進のために農業を切り捨てるべきであるという主張が強まっています。これは郵政民営化、医療改革、公務員削減、あるいは大阪市の「市政改革」・公共サービス民営化等の動きとも重なって、私たちの生活と権利に重大な影響をもたらすでしょう。WTO交渉の焦点と私たちの課題について話し合うため、下記の報告会を開催します。ぜひご参加下さい。

2月7日(火)午後6時半
☆ビデオ:12月香港WTO反対行動
☆香港での行動の成果と第6回閣僚会議の特徴/4月続開会議に向けて:秋本陽子(ATTAC)
☆香港WTO反対行動参加者の報告、不当弾圧についての報告とアピール(予定)
場所:エルおおさか(地下鉄/京阪天満橋、JR東西線・大阪天満宮)会場カンパ 500円

アジア太平洋労働者連帯会議(APWSL)06-6352-9619(ゼネラルユニオン)
アジア労働者情報交流センター・関西(NAW)06-6942-0219
ATTAC関西グループ 06-6474-1167(喜多幡)


   ※PDF版のお知らせをダウンロード

ラベル: , , ,


This page is powered by Blogger. Isn't yours?

登録 投稿 [Atom]